運動趣意|ミャンマー/ビルマ ご遺骨帰國運動

ミャンマー/ビルマご遺骨帰國運動 趣意

平成24年12月18日

本年は先の大戦の後、我が国が国際社会に復帰して60年という記念すべき年に当たります。そうした歳月を経た今も、戦場に散った旧日本軍の方々の多数のご遺骨が、祖国にお帰りになることも叶わず、中国、北朝鮮、ウズベキスタン、そしてミャンマー/ビルマ(少数民族支配地域)に眠っておられます。

とりわけミヤンマー/ビルマの少数民族支配地域には、厚生労働省の推測によると4万5千有余のご遺骨が帰国の日を待っていますが、従来の内戦が大きな障害となって、帰還も調査も叶わず時が流れてまいりました。現状においても、日本国政府が正式に調査・探索を開始するためには、ミャンマー/ビルマ国内の完全な和平の実現を待たなくてはなりません。一方で、時間の経過とともに、遺骨の保存状況は変化(風化)しております。さらには終戦後に現地に留まった高齢の日本人生存者の情報もあり、少数民族支配地域の遺骨調査と捜索は一刻を争う状況であるといえます。

しかし、ご承知のようにミヤンマー/ビルマは近年急速に民主化と和平が進展し、少数民族支配地域で和平のために活動している井本勝幸氏によりますと、少数民族支配地域においても、民間レベルでのご遺骨の事前調査は可能な状況になっており、ミャンマー政府も一定の理解を示しています。まさにミャンマー/ビルマにおけるご遺骨は帰国の機縁を迎えつつあると言えるでしょう。

このような機を傍観することなく、祖国のために命を落とした同胞のご遺骨を迎えて供養をすべく、ここに広く国民の皆様に「ミャンマー/ビルマご遺骨帰國運動」の趣旨のご理解とご協力をお願いする次第であります。

ミャンマー/ビルマの民主化の進展を受け、我が国においても経済投資の機運が高まっていますが、私どもの取り組みも、必ず日本人とミャンマー/ビルマの人々との深い友情と信頼の醸成に寄与するものと確信します。何卒、物心両面からなる多大なるご支援とご協力をお願いいたします。

合掌


ミャンマー/ビルマご遺骨帰國運動 基本方針

平成25年1月30日

(1)この運動は外務省・厚生労働省・遺族会等をはじめとした関係機関と連絡を取りつつ、宗教者並びに有識者を中心とした国民運動である。

(2)運動期間はミャンマー少数民族支配地域のご遺骨分布の事前調査期間としての第一期を平成25年末とする。引き続き厚生労働省を主体とする26年以降は別途検討する。

(3)上記の第一期期間中の調査費を中心とする諸経費を広く国民運動として募る事をこの運動の主体とする。

(4)今回の事前調査実施中にミャンマーの完全な和平が成立した場合、調査費は国家予算から拠出される可能性が高まる。その場合は慰霊団の派遣等の検討を進める事とする。

(5)その他、不測の事態が発生した場合は別途定めた運動規則に従って対応する。


運営

共同代表

林 秀穎 曹洞宗 常林寺 住職 東京都
小島 知広 日蓮宗 安詳寺 住職 東京都

幹事

井本 勝幸 法華宗 報恩寺 副住職 福岡県
統一民族連邦評議会(UNFC) コンサルタント ミャンマー
海老原 智治タイ日教育開発財団 同財団 所長 タイ国 チェンマイ
川原 英照 真言律宗 蓮華院誕生寺 住職 熊本県
上川 泰憲 法華宗 孝勝寺 副住職 北海道
林 孝瑞 法華宗 青空庵 主催 兵庫県
赤川 浄友 浄土真宗本願寺派 恵光寺 衆徒 東京都
飯島 俊哲 真言宗智山派 海禅寺 副住職 長野県
石井 英俊 NPO法人 夢・大アジア理事長福岡県
井上 政典 九州歴史観光戦略研究所所長福岡県
今井 長新 天台宗 長福壽寺 住職 千葉県
大樹 玄承 天台宗 圓教寺 執事 兵庫県
大下 大圓 高野山真言宗 千光寺 住職 岐阜県
太田(横嶋) 秀雄 チベットを知る会 代表 福岡県
岡澤 慶澄 真言宗智山派 長谷寺 住職 長野県
加藤 玄静日蓮教団城立寺住職 埼玉県
金田 太朗 (株)NEMCO取締役 東京都
川端 幸夫 集広舎 代表 福岡県
口羽秀典 高野山真言宗 延命寺住職 島根県
桑原 年弘 高野山真言宗 藤次寺 住職 大阪府
小林 秀英 真言宗智山派 十善院 住職 東京都
福島 貴和 天台宗 善光寺 玄証院 住職 長野県
緑川 明世 天台宗 東京都
柳下 純悠 真言宗智山派 観音寺 住職 神奈川県
矢野 かずき CSタイ・アート部門俳優 タイ国
吉田 正裕 真言宗御室派 大聖院 住職 広島県
若麻績 敬史 浄土宗 善光寺 徳行坊 住職 長野県

協賛

曹洞宗

後援

真言律宗

推薦

公益財団法人 全日本仏教会 (平成25年12月31日迄)
平和を祈る智山協会

協力団体

Terra Net


『ミャンマー/ビルマご遺骨帰國運動』
呼びかけ人(50音順)

上田紀行東京工業大学大学院 教授
江川辰三曹洞宗 大本山総持寺 貫首
大矢實圓真言律宗 管長
加瀬英明外交評論家
加藤圓住時宗法主
古河良晧立正大学学園理事長 目黒常円寺住職
坂中英徳元法務省東京入国管理局長
櫻井よしこジャーナリスト
蕭錦文台湾ビルマ戦友会
田中恆清石清水八幡宮 宮司
野口 健アルピニスト
野田一夫(財)日本総合研究所 会長
福山諦法曹洞宗 大本山永平寺 貫首
松本 洋元国際文化会館顧問
無着成恭泉福寺 前住職
村上和雄筑波大学 名誉教授
安田喜憲東北大学大学院 教授
山折哲雄宗教学者
渡辺利夫拓殖大学 総長

ミャンマー  モン州  ニホンイド村の子どもたち